ナッポーグキャッスル21年

この限定シングルモルトは、わずか1200本のみの生産で、1994年と1996年にカスク（樽）に入れられ、熟成されました。21年ものと23年ものの２種のシングルモルトというユニークなボトリングです。蒸留には銅製ポットスティルが使われ、また選りすぐりのアイランド産大麦麦芽だけが使用されており、当社が最も自信をもってお勧めするウイスキーのベースとなっています。

当社エキスパートの評価: ナッポーグ21年ものは素晴らしい色をしています。このノンチルフィルタードの限定ウイスキーは、2019年早期に幸運にも日本に持ってくることのできた９本です。最初、鼻をつく深い複雑さがあり、何時間もの喜びをもたらします。蒸発してくる濃厚な香りが、強いカラメル臭を含み、美しいナッツの特徴、日曜の朝に訪れたパリのペストリーショップを連想させます。口に含むと、強いアルコール要素が完全に融合し蒸留物となった、上等なウイスキーをしっかりと感じます。ミルクチョコレートが顔を出すと、サンセール（ワイン）のようにレーズンやデーツ、乳製品というか、ほぼ乳といった特徴が十分に引き出されます。フィニッシュは長く、デーツとアンズがまるで幼い兄弟のように強く香り、暖かい暖炉の回りで楽しむのにうってつけです。

（1人1本限り）

700㎖・ alc.46%